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中小企業診断士 二次試験 59点の再現答案(令和4年度 事例Ⅲ)

中小企業診断士
中小企業診断士 二次試験 事例Ⅲ

どんな解答で何点取れましたか?

本記事の内容

  • 令和4年度の再現答案をご紹介
  • 結果は59点でした。

中小企業企業診断士の二次試験、正解が公表されないので対策難しいですよね。。この解答で合格ラインほぼボーダーという内容でしょうか。。。

事例企業の概要

<企業概要>

  • 事業内容 :金属製品製造業
  • 資本金  :2,500万円
  • 従業員数 :60名

<主な悩み>

  • 発注元との仕様整合の作業効率がわるい
  • 並行作業による設計業務の混乱
  • ベテラン技能者の高齢化
  • 不十分な生産計画、発注ロットサイズの減少による在庫増加

再現答案

第1問(配点20点)

<問題>

2020年以降今日までの外部経営環境変化の中で、C社の販売面、生産面の課題を80字以内で述べよ。

<解答>

販売面の課題は、新型コロナウイルス感染拡大により売上減の外食産業に変わる売上源の確保。生産面では、顧客要望のある小ロットサイズの対応と在庫の削減 (73字)

第2問(配点20点)

<問題>

C社の主力製品である加工製品の新規受注では、新規引合いから量産製品初回納品まで長期化することがある。しかし、プレス加工製品では短納期生産が一般化している。C社が新規受注の短納期化を図るための課題と対応策を120字以内で述べよ。

<解答>

課題は、①発注元との情報共有改善による設計期間の短縮、②段取作業時間短縮によるプレス加工期間の短縮である。対応策は、①3次元CADの導入により発注元とのイメージ共有を改善し仕様変更を減らし期間短縮。②若手の教育を行い段取作業可能者を増やす。 (120字)

第3問(配点20点)

<問題>

C社の販売先である業務用食器・什器卸売企業からの発注ロットサイズが減少している。また、検討しているホームセンターX社の新規取引でも、1回の発注ロットサイズはさらに小ロットになる。このような顧客企業の発注方法の変化に対応すべきC社の生産面の対応策を120字以内で述べよ。

<解答>

対応策は、①「プレス加工」の計画だけでなく、「製品部品組付」、「製品仕上」を含めた生産計画とする。②月毎の生産計画を日毎等に頻度を上げる。③月毎の納品を日毎の納品等頻度を上げる。これらにより顧客要望の小ロットに対応すると共に在庫削減を図る。 (120字)

第4問(配点20点)

<問題>

C社社長は、ホームセンターX社との新規取引を契機として、生産業務の情報の交換と共有についてデジタル化を進め、生産業務のスピードアップを図りたいと考えている。C社で優先すべきデジタル化の内容と、そのための社内活動はどのように進めるべきか、120字以内でのべよ。

<解答>

各業務で情報共有に使用している紙ベースの情報を優先的にデジタル化する。社内行動は紙ベースの情報の各項目について、各業務での要否を精査し、必要な項目をデータベース化し一元管理する。その情報を各業務からリアルタイムで参照可能となるように進める。 (120字)

第5問(配点20点)

<問題>

C社社長が積極的に取り組みたいと考えているホームセンターX社との新規取引に応えることは、C社の今後の戦略にどのような可能性を持つか、中小企業診断士として100字以内で助言せよ。

<解答>

新型コロナウイルス感染拡大により縮小している外食産業に替わる新市場開拓の足がかりとなる可能性を持つ。感染症拡大の中売上順調な雑貨、日用品市場に参入出来れば、高価格製品への拡大につながる可能性がある。 (99字)

結果

59点

こんな内容が合格ラインボーダーということになるでしょうか。合格ライン届かずですが。。

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